ThinkPad X260 メモリの交換・増設方法 最大16GB DDR4 1スロット

ThinkPad X260 メモリの交換・増設方法 最大16GB DDR4 メモリスロット1

ThinkPad X260 購入時のメモリは8GB。
あとから最大の16GBメモリに交換しました。

ThinkPad X260のメモリスロットは1スロット。DDR4規格で、過去モデルのX240やX250のメモリ、DDR3やDDR3Lと互換性がありません。

→ ThinkPad X260のスペック・詳細情報を確認する


今回、X260に使ったのは トランセンドの16GB DDR4メモリ 。
DDR3Lの16GBメモリが発売された当初は4万円以上しましたがだいぶ安くなり、価格的には交換がしやすくなりました。




フロントバッテリー搭載なら無効化する


メモリ交換前の準備として、X260の内部バッテリー、フロントバッテリー搭載モデルをご利用の方は内部バッテリーを無効化して本体内部への電流を遮断します

→ThinkPad 内部バッテリー無効化の方法


次にリアバッテリーを取り外します。
リアバッテリーを取り外してから内部バッテリーの無効化してもどちらでもOKです

X260 リアバッテリーを取り外す



X260 裏蓋の開封

※最大の難関です

まずはX260を裏返し、底面8本のネジをドライバーで緩めます。
天板がこすれて傷がつかないように下にタオルなどを引くといいです。

X260 裏蓋の8本のネジを緩める

ネジにはストッパーがついていて本体から外れないようになっていますので無理に回しすぎないようご注意を。


最大の難関!裏蓋の開封。とにかく開けにくい。
まずはパームレスト側(リアバッテリーの反対側)の角から攻めます。

X260 裏蓋開封 パームレスト左下手前から開けていく

最初は試しに素手で開けようとしたけど、びっちり本体と密着していて、一向に開く気配がないので断念!

素手で無理矢理、引き上げようとすると本体のツメを引きちぎってしまいそうだったのでいつも通り、コジアケ器具 を本体隙間に入れてずらしていきます。

X260 裏蓋開封の秘訣 コジアケ器具を使うと便利

パームレスト手前側をまず開けるのですが、コジアケ器具を使っても開けにくい。
コジアケ器具をスライドさせて、少しねじるとパキッと音がして手前側を開封。



手前のつめが外れたら、今度は側面へ。同じ要領でコジアケ器具を本体隙間にいれ、ずらしながら、ずらせなくなったところでねじって側面のツメを攻略します。

X260裏蓋開封 側面もコジアケ器具を使用しました

パームレスト側、手前のツメが攻略できれば側面は比較的簡単でした。



最後に裏蓋をゆっくり引き上げれば、ようやく内部にアクセス出来ます。

ツメが外れたら裏蓋を引き上げる



X260メモリの交換


メモリはリアバッテリー部分を上にして本体右側に搭載されてます。

ThinkPad X260 を分解 メモリの位置


メモリを固定してある両側の金具を外側に開くとメモリが起き上がる。

メモリの固定金具を外側に広げて外す


起き上がったメモリを斜め上に引き抜き、取り外す。

メモリを斜め上に引き上げて取り外す

ちなみにX260の出荷時についていた8GBメモリはサムソン製でした。



新たに購入したトランセンドの16GB DDR4メモリを取り付けます。

X260メモリ交換トランセンドの16GBを使いました


取り外した逆の要領でメモリの切り欠け部分を本体と合わせて斜めに差し込む。

X260メモリ交換 切りかけ部分を合わせて斜めにはめ込む

X260はメモリを反対側にして取り付ける仕様のようで、トランセンドのシール部分を裏返してスロットに差し込みました。

向きが逆だと取り付けられないので大丈夫だとは思いますが、取り付け向きを間違えないように。


しっかり斜めにはめ込んだのを確認して、カチャッと固定金具がはまるまで指で押し込みます。

メモリがはまるまで押し込む

メモリの交換は向きさえ間違えなければなんてことはなく簡単です。



裏蓋を取り付ける


メモリの交換が完了したら裏蓋の取り付け。リアバッテリー側をはめてから、パームレスト側のツメをはめて8本のネジを締めればメモリ交換完了。

最後に裏蓋のネジを締めて X260メモリ交換完了

リアバッテリー側のツメがはまりにくいので最後に指でつまむようにすればカチャッと音がしてはまります。



16GBメモリが認識しているか確認


今回新たに購入したトランセンドの16GBメモリがX260でちゃんと認識してるか確認。X260を再起動後にF1キーを連打してBIOS画面を立ち上げる。

X260 16GBメモリが認識しているかBIOSより確認

しっかり、16GBメモリが認識されていました。



お疲れ様でした!


過去のThinkPad X240、X250、今回のX260と裏蓋の開封と格闘してますが、とにかく開けづらい。

コジアケ器具を使わず、マイナスドライバーなどでも代用は出来ると思いますが、本体に傷がつく可能性が高いです。

裏蓋の開けづらさにも個体差があるとは思いますが、素手で裏蓋を開封するのであればそれ相応の覚悟と時間が必要だなと、X260のメモリを交換して感じました。

今回のメモリ交換時間は15分程度。私の場合は慣れているのと、本体に傷がついてもあまり気にしない性格なので思いっきりコジアケ器具を突っ込んで、ねじりながら裏蓋を開封してます。

慎重に、じっくり交換するのであれば1時間とか、裏蓋の開封次第でかなりの時間がかかると思われます。

その点、考慮に入れて、X260のメモリ交換にチャレンジしてみてください。


今回、ThinkPad X260に使った16GBメモリ


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