ThinkPad X260 は容量が異なる3種類のリアバッテリーがあり、
使用環境や用途に応じて、交換や選択することができます
最も少数派だと思われる6セルリアバッテリー 47wh
本体にフィットする24wh。最大容量の72wh。
他の2つのリアバッテリーに比べて、どこか中途半端な印象。
→ ThinkPad X260 バッテリーをカスタマイズ
3週間ほど使ってみて・・・
特筆すべきメリットはありませんでした
本体内蔵で通常は交換できないフロントバッテリーを自己責任で取り外し、リアバッテリー(47wh)のみで、試験的に運用してみました。
いいなと思ったのは・・・
・フロントバッテリーがなくても7,8時間ほどのバッテリー駆動が可能
・自宅使用時はバッテリーを外せるのでへたりが気にならない。
ま、でも、これなら最大容量72whの6セルリアバッテリーでも同じこと。
むしろ、47whの1.5倍の容量があって、重量は約30gしか変わらない
重さの実測値は47whが297gに対して、72whが324g。
X260本体下に約1cm出っ張る仕様で、両者ともに寸法は同じです。
レノボの直販カスタマイズ価格は2,000円ほど72whの価格が高い程度なので、普通なら、47whよりも72whにいきますね。
実のところ私も、前モデルThinkPad X250使用時にリア3セル(24wh)、6セル(72wh)を手に入れてから、47whってどうなんだろうって気になり、X260 購入時に選択してます。
ちなみに、あとからオプションとして追加購入できるリアバッテリーは、3セル(24wh)と6セル(72wh)のみなので、47whのリアバッテリーはX260本体購入時に選択する必要があります。
→ 6セル Li-Ion バッテリー (72Wh)
→ 3セル Li-Ion バッテリー (24Whr)
47wh?48wh?実際のバッテリー容量
レノボの直販、ThinkPad X260のカスタマイズ画面では47whと表記。
実物のリアバッテリー裏側には48whと表記されています。
バッテリー情報がわかるフリーソフトやLenovo Settingからバッテリー容量をみてみると設計容量は47.52whと表示されました。
切り捨てれば47wh。四捨五入すれば48whってことで表記の違いにも納得。
ちなみに、バッテリーの製造元はLGC(LG化学)でした。
47whリアバッテリーは企業向けかも
6セルバッテリー 47whはX260にフロント3セル(24wh)+リア3セル(24wh)を取り付けたときとほぼ同じバッテリー容量。
フロントバッテリーの交換は修理扱いになるので、業務を止めたくない企業さんが5時間以上のバッテリー駆動時間を必要とし、シンプルな構成を求めるときに47whのバッテリーが選択されるのかも。
企業は予算が決まってますから、コスパよりも予算内で納めることを重要視すると思われます。
X260は大企業での採用事例も多いだけに、個人ではあまり使わないオプションが用意されていたりします。(例えばvPRO対応のワイヤレスLANアダプターなど)
そう考えると、6セルリアバッテリー47whは企業向けの構成なのかなと、今のところの結論として落ち着きました。
個人用途なら、リアバッテリーは3セル(24wh)か最大容量の6セル(72wh)いずれかを選ばれるといいでしょう。
→ ThinkPad X260 バッテリーをカスタマイズ
X260 6セルリアバッテリー 47whのメリットは?
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